岐阜新聞 映画部

いま、どこかで出会える作品たち

Meet somewhere

圧倒的な迫力映像で前作を凌駕する快作

2022年06月01日

トップガン マーヴェリック

© 2022 PARAMOUNT PICTURES. CORPORATION ALL RIGHTS RESERVED.

【出演】トム・クルーズ、エド・ハリス、マイルズ・テラー、ジェニファー・コネリー、ヴァル・キルマー
【監督】ジョセフ・コシンスキー

トムは格好良過ぎですが間違いなく代表作となる

映画の続編は、時にハードルが高い。1作目の評判が良ければ、それに見合う出来栄えが必要になるし、そこに興業成績といったお金の問題が絡めば、2匹目のドジョウがどうのと、また、別方向からの圧力がかかったりする。

『トップガン』は1986年に公開された。全米の公開では年度興業成績の1位を獲得する大ヒットを記録し、主役のトム・クルーズは一躍大スターの仲間入りをする。監督2作目だったトニー・スコット監督にとっても、メジャー監督に飛躍するきっかけとなった。日本でも同年の12月に公開され、67億円の興業収入をあげた。

その『トップガン』の続編が、製作されなかった理由は、どれも予測の域を出ないが数多く存在する。

2008年には、トニー・スコット監督を起用しての企画が話題になったが、これは実現しながった。

ピート・ミッチェル海軍大尉=コールネーム "マーヴェリック(トム・クルーズ)" は、いまだ、階級は大尉のまま…新型戦闘機のマッハ10超えのテストパイロットとして、実験飛行に挑もうとしていた矢先、上層部から中止の命令が下ろうとしている。マーヴェリックは上官到着の前に飛行を決行する。実験は見事に成功するが、無鉄砲な暴走で一線を越え、テスト機を失ってしまう。

最早、その先はなく、退職を言い渡されることを覚悟していたマーヴェリックに、特殊任務のため、エリートパイロットたちの訓練教官の辞令がおりる。

久しぶりに顔を出した酒場では、訳ありの女性ペニー(ジェニファー・コネリー)が経営者として店を仕切っていた。続々と集まってくる客の訓練生の中に、かつての相棒グースの息子ルースターの顔があった。

前作を受け継ぐキャラクターは、ライバルであったアイスマン(バル・キルマー)が、上官としてマーヴェリックを支える。

敵国を想定して、特殊任務を担う筋立てには工夫が見られるが、見せ場である戦闘機によるファイトシーンは実写を取り入れた本物の凄みがある。2Dの通常上映でも "G" を実感(錯覚か?)できる。

スター誕生を目撃できる青春アクション映画が、これ程見事な続編として完成できたことは素晴らしいというほかない。それにしても、トム・クルーズは若い!

語り手:覗き見猫

映画にはまって40数年。近頃、めっきり視力が衰えてきましたが、字幕を追う集中力はまだまだ大丈夫です。好きなジャンルは? 人間ドラマ…面白くない半端な回答…甘い青春映画も大好きです。

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語り手:覗き見猫

映画にはまって40数年。近頃、めっきり視力が衰えてきましたが、字幕を追う集中力はまだまだ大丈夫です。好きなジャンルは? 人間ドラマ…面白くない半端な回答…甘い青春映画も大好きです。

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