岐阜新聞 映画部

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これぞ映画館で観なければならない映画、最高の娯楽映画

2022年05月31日

トップガン マーヴェリック

© 2022 PARAMOUNT PICTURES. CORPORATION ALL RIGHTS RESERVED.

【出演】トム・クルーズ、エド・ハリス、マイルズ・テラー、ジェニファー・コネリー、ヴァル・キルマー
【監督】ジョセフ・コシンスキー

本物の大迫力、CGなんてクソくらえ!

私は普段は観る映画を監督や評判で決めているが、唯一全出演作を追いかけている俳優がトム・クルーズだ。きっかけは1986年の暮れに2週連続で公開された『トップガン』と『ハスラー2』。とにかくカッコよくてナイスガイでセクシー。のちに彼が発達障害を告白してからは益々好きになってきた。

これだけの大スターにも関わらずアカデミー賞には3回しかノミネートされておらず、しかも受賞歴ゼロっていうのがむしろ誇らしい。何を演じてもトム・クルーズなのである。

そんな彼を追っかけて36年、2020年の公開予定がコロナで伸びて約2年、満を持しての登場は、前作『トップガン』への目くばせもリスペクトも充分。実物の戦闘機"F-18スーパーホーネット"を使用した「ドッグファイト」は前作を上回るド迫力で、大スクリーン上を所狭しと動きまくり、驚異の身体能力と驚嘆の操縦技術で「本物」を見せてくれる。CGなんてクソくらえなのだ。

前作は仲間との友情や恋愛を通じて成長していく姿を演じた青春映画で、本物のジェット戦闘機が登場する画期的な作品であった。マーヴェリックを演じたトム・クルーズは公開当時23歳。ヒコーキ乗りが最高にカッコよかった時代だ。

そんな彼も今や59歳。時代はドローンや無人戦闘機に移行しつつあり、戦闘機パイロットは必要とされなくなるかもしれない。イヤ待て待て、テクノロジーがいくら進歩しようとも操縦技術は伝承すべき、最後はやっぱり人間だとばかりに、亡き相棒グースの息子ルースター(マイルズ・テラー)に徹底的に教えこむ。大スターがスター候補生の若者を育てるのだ。

極秘ミッションに挑むトム・クルーズは、イーサン・ハントも乗り移ったかのようで、なぜかある旧式戦闘機F-14まで乗りこなすサービスぶりは、キャリア集大成の演技だ。

これぞ映画館で観なければならない映画、最高の娯楽映画、絶対のオススメです。

語り手:ドラゴン美多

中学三年の時に見た「日本沈没」「燃えよドラゴン」のあまりの面白さから映画の虜になって四十数年、今も映画から夢と希望と勇気をもらっている、ファッションチェックに忙しい中年のおっさんです。

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語り手:ドラゴン美多

中学三年の時に見た「日本沈没」「燃えよドラゴン」のあまりの面白から映画の虜になって四十数年、今も映画から夢と希望と勇気をもらっている、ファッションチェックに忙しい中年のおっさんです。

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