岐阜新聞 映画部

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「るろうに剣心」に匹敵する世界水準の活劇

2021年07月20日

ザ・ファブル 殺さない殺し屋

©2021「ザ・ファブル殺さない殺し屋」製作委員会

【出演】岡田准一、木村文乃、平手友梨奈、安藤政信、黒瀬純、好井まさお、橋本マナミ、宮川大輔、山本美月、佐藤二朗、井之脇海/安田顕/佐藤浩市、堤真一
【監督】江口カン

危険なシーンを体当たりで演じる岡田准一

「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」は、2019年公開の「ザ・ファブル」の続編であるが、前作よりクオリティが高く格段に面白い。

堅気の一般人の暮らしをする只者でない殺し屋というと、アメリカ映画「Mr.ノーバディ」に似ているが、こちらはボスから誰一人殺してはならないと命令されているので、拳銃に実弾を装着することもできない。その意味では自ら不殺の誓いを立て逆刃刀で闘う「るろうに剣心」の緋村剣心のようだ。両作は世界水準のアクション映画であるところも共通している。

岡田准一と堤真一の共演作にはハズレがない。「フライ、ダディ、フライ」も「SP」シリーズも面白かった。伝説の殺し屋ファブルを演じる岡田准一は、難易度の高い危険なシーンを体当たりで演じ、今や日本を代表するアクションスターであることを証明してみせる。ファブルに弟を殺され敵と付け狙う宇津帆を演じる堤真一も、裏表の顔を持つ悪党を存在感たっぷりに演じている。

また木村文乃にも、「ミッション・インポッシブル」シリーズのレベッカ・ファーガソンのような見せ場があり、平手友梨奈も「響」に続き女優としての潜在能力の高さを感じさせる好演。安藤政信のクールな殺し屋ぶりも魅力的。

監督は前作同様、江口カン。

語り手:井上 章

映画鑑賞歴44年。出来る限り映画館で観ることをモットーとし、日本映画も外国映画も、新作も旧作も、ジャンルを問わず観てきたおかげか、2006年に、最初の映画検定1級の試験に最高点で合格しました。

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語り手:井上 章

映画鑑賞歴44年。出来る限り映画館で観ることをモットーとし、日本映画も外国映画も、新作も旧作も、ジャンルを問わず観てきたおかげか、2006年に、最初の映画検定1級の試験に最高点で合格しました。

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