岐阜新聞 映画部

いま、どこかで出会える作品たち

Meet somewhere

甦る“クイーン“ 音楽の力を再確認する

2018年11月13日

ボヘミアン・ラプソディ

©2018 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.

【出演】ラミ・マレック、ルーシー・ボイントン、マイク・マイヤーズ
【監督】ブライアン・シンガー

ブライアン・シンガー監督入魂の力作!

 はじまりは60年代末のイギリス。ロックバンド“スマイル”はデビューこそしたが、鳴かず飛ばずの状態で、ボーカルは脱退を宣言し、解散の危機にあった…。ライブ終了後の駐車場で、ひとりの若者がギターのブライアン・メイとドラムのロジャー・テイラーに声をかけてくる。新しいボーカルのフレディ・マーキュリーとのこの出会いが、バンド“クィーン”の誕生につながる。

 “クイーン”が最初にその名を名乗ったのは、1970年7月のライブが最初とされるが、翌年、ベースのジョン・ディーコンの加入をもって正式な結成となる。

 フレディ・マーキュリーは1946年、東アフリカのタンザニアあるザンジバル島に生まれたが、すぐにインドに渡り、幼少期の大半を過ごした。両親はペルシャ系インド人で、少しエキセントリックな容姿はそれによる。映画の中、フレディはパキスタン人を意味する“パキ”と呼ばれ、それを激しく嫌っている。また、特徴的な前歯のことを揶揄されるが、それについては、豊かな声を生む装置だと、矯正などには目もくれなかった。運命の女性メアリーとは結婚するが、フレディは自身がバイであることを告白して別れることになる。メアリーが「あなたはゲイだ」ときっぱりと言うあたりが、ふたりの微妙な関係性が想像できる。

 クイーンの音楽活動は、人間関係の裏切りや創作的な格闘で紆余曲折を見せる。サウンドを作っていく過程は、ダイナミックな興奮が良く描けている。クイーンを知らなくても伝わる感動は音の力だ。特に、ラスト21分に及ぶライブの再現は圧巻!

語り手:覗き見猫

映画にはまって40数年。近頃、めっきり視力が衰えてきましたが、字幕を追う集中力はまだまだ大丈夫です。好きなジャンルは? 人間ドラマ…面白くない半端な回答…甘い青春映画も大好きです。

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語り手:覗き見猫

映画にはまって40数年。近頃、めっきり視力が衰えてきましたが、字幕を追う集中力はまだまだ大丈夫です。好きなジャンルは? 人間ドラマ…面白くない半端な回答…甘い青春映画も大好きです。

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