岐阜新聞 映画部

映画にまつわるエトセトラ

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ゴールデンウィークにCINEXで上映される映画のみどころ紹介

2023年04月27日

ゴールデンウィークのCINEX上映作品

©2021 Mediaproduccion S.L.U, Prom TV S.A.U.

©2021 DVV ENTERTAINMENTS LLP.ALL RIGHTS RESERVED.

2020年より始まった新型コロナウィルス感染症による行動制限も緩和され、日常が戻りつつある今日この頃。映画館へも人が戻りつつあります。

さて4月29日から5月5日を含む大型連休を「ゴールデンウィーク」と呼ぶのは、そもそもは映画業界の宣伝用語として、1951年大映の常務取締役・松山英夫氏(蒲郡出身)が名付けた和製英語で、映画興行とは切っても切れない用語となっています。

そこで私の独断と偏見で、岐阜新聞映画部の本拠地CINEXで、ゴールデンウィークに上映される映画のみどころを紹介しようと思います。

『コンペティション』 映画界の内幕を面白可笑しく描いた映画。女性天才監督VS人気先行のスター俳優VS地味な実力派ベテラン俳優の丁々発止のやりとりは見応え充分だ。シニカルな笑いが好きな人にオススメ。私は何度も笑いが噴き出しました。

『RRR』 インド映画の実力を究極にまで高めた娯楽アクション超大作。インド独立運動をエンタメ活劇にした歴史ファンタジーは、ハリウッド活劇を凌駕する。約3時間まったく飽きないが、事前にトイレに行っておいた方がいい。見なきゃ損!

『エッフェル塔 創造者の愛』 パリの街に美しくエレガントに聳え立つエッフェル塔。その設計者のエッフェルさんが、嫌がらせに悩みつつ塔を完成させていく。それと並行して語られる昔の恋人との不倫愛。GW唯一のフランス恋愛劇は、甘く切なく狂おしい。

『メグレと若い女の死』 全世界で最も読まれたフランスミステリのメグレ警視シリーズ。犯人や被害者の動機や背景を探っていく社会派のジョルジュ・シムノンの世界を見事に表現している。GW唯一のミステリーだ。

『零落』 落ちぶれるってどんなこと?を描いた映画だ。「虚無感」を埋めるためのデリヘル嬢との逢瀬。逃げたくなる気持ちはわからなくもない。竹中直人さんが監督する、人間の生き様の深遠に迫る映画だ。

『最高の花婿 ファイナル』 保守的フランス人の4人の娘の婿さんが、4人とも外国というフレンチ・シチュエーションコメディだ。エスプリがしっかり効いていて、笑っていいものかどうか試される。ちなみに私はほぼ笑ってしまった。

『赦し』 犯罪加害者と被害者の問題を鋭くえぐっている映画だ。私個人は、被害者の救済はもちろん、加害者の救済も必要だと思っている。そのジレンマ。何らかのヒントを与えて欲しい。

語り手:ドラゴン美多

中学三年の時に見た「日本沈没」「燃えよドラゴン」のあまりの面白さから映画の虜になって四十数年、今も映画から夢と希望と勇気をもらっている、ファッションチェックに忙しい中年のおっさんです。

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語り手:ドラゴン美多

中学三年の時に見た「日本沈没」「燃えよドラゴン」のあまりの面白から映画の虜になって四十数年、今も映画から夢と希望と勇気をもらっている、ファッションチェックに忙しい中年のおっさんです。

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