岐阜新聞 映画部

映画にまつわるエトセトラ

Rare film pickup

歴史性・客観性からいって日本の映画賞の最高権威であるキネ旬ベストテン

2019年02月10日

キネマ旬報ベスト・テンと私

映画マニアへの扉を開いてくれた

 2018年度キネマ旬報ベストテンが発表された。ベストワンが日本映画『万引き家族』、外国映画『スリー・ビルボード』。キネ旬ベストテンは、その歴史性・客観性からいって日本の映画賞の最高権威である事は間違いなく、自分のテンとどれだけ違うかが毎年楽しみとなっている。

 私は中3だった1974年2月、地元の蒲映で見た『日本沈没』と『燃えよドラゴン』のあまりの面白さから、たちまち映画ファンとなった。

 続く高1。「スクリーン」「ロードショー」という洋画雑誌愛好時代はあっという間に卒業し、日本映画のことを知りたくて見つけたのがキネマ旬報。もう最初から背伸びしまくりである。

 「アカデミー賞は知ってるけど、日本の映画賞ってないのか?」と好奇心いっぱいの私は、ほどなくキネ旬ベストテンに辿り着く。ところが1974年度のベストテンには、あんなに面白いと思った『日本沈没』も『燃えよドラゴン』も入ってない!(日本沈没26位、燃えよドラゴン16位)これよりも面白い映画があるのだとわかった映画ファン1年生である。

 高2の春。豊橋松竹ロキシーにかかった『フェリーニのアマルコルド』(1位)と『叫びとささやき』(2位)の2本立て。勇んでいくも「アマルコルド」は面白く見たが「叫びとささやき」は敢え無く撃沈!映画の赤い画面へのフェードアウトと共に、お目目の方もフェードアウト!意味も内容もさっぱりわからず、映画には面白い以外の評価があるのだと知った、キネ旬ベストテン初体験だった。

 大学1年生、片田舎の普通の映画少年が、のちに某新聞社の映画部部長となる人に連れて行ってもらったのが『映画に愛をこめて アメリカの夜』(3位)。映画を監督で観るようになった今に続く映画マニアの原点である。

 その人と一緒にボーリング場で始めたベストテン。2018年のマイベストテンは以下の通りである。

日本映画
①寝ても覚めても ②モリのいる場所 ③日日是好日 ④止められるか、俺たちを ⑤万引き家族 ⑥星くず兄弟の新たな伝説 ⑦アウト&アウト ⑧孤狼の血 ⑨斬、 ⑩カメラを止めるな!

外国映画
①ザ・スクエア 思いやりの聖域 ②運命は踊る ③タクシー運転手~約束は海を越えて~ ④ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書 ⑤スターリンの葬送狂想曲 ⑥判決、ふたつの希望 ⑦スリー・ビルボード ⑧ボヘミアン・ラプソディ ⑨君の名前で僕を呼んで ⑩パッドマン 5億人の女性を救った男

語り手:ドラゴン美多

中学三年の時に見た「日本沈没」「燃えよドラゴン」のあまりの面白さから映画の虜になって四十数年、今も映画から夢と希望と勇気をもらっている、ファッションチェックに忙しい中年のおっさんです。

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語り手:ドラゴン美多

中学三年の時に見た「日本沈没」「燃えよドラゴン」のあまりの面白から映画の虜になって四十数年、今も映画から夢と希望と勇気をもらっている、ファッションチェックに忙しい中年のおっさんです。

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